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「人を動かす」をゴールにしてはいけない理由。

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仕事の種類はたくさんあるけど、
その中でも「人を動かす」系の仕事がダントツに難しいと思います。

そして、その仕事への向き合い方を間違えると、とてつもなくストレスになります。


かくいう自分もそうで、人を動かす仕事をしています。

ただ、みんな思うと思いますが、
人って自分が思ったとおりには動かない。

「なんで言うことを聞いてくれないの?」
「なんで期日を守ってくれないの?」
「なんで伝えた通りにやってくれないの?」

ってことは日常茶飯事です。


僕もときたま忘れてしまいますが、この仕事には大事な前提があります。

その前提と、人を動かすコツ、この仕事との向き合い方を書いていきます。


他人はコントロールできてない

まずは、人を動かす上での大前提。


「他人はコントロールできない」


え?
人を動かす仕事なのに、他人をコントロールできないとはなんだ?
と思ったかもしれません。


でも、この当たり前の前提を忘れて、
他人のことをコントロールしようとすると、大変なストレスを抱えることになります。

例えば、組織開発とか組織運営のようなことをしていて、
何らか人の意識や人の行動を変える取り組みをしている場合。

確かに、ミッションとしては人を動かしていくことかもしれません。

でも、忘れてはいけないのが、他人はコントロールできないってこと。
他人の脳みそをハックして、自由にこちらの意図で動かすことは無理です。

自分に置き換えればわかると思います。
第三者が自分をコントロールしようとする、なんて無理ですよね?

同様にあなたが他人を思い通りに動かすなんてことはできないのです。


なので、
人を動かすことがミッション担ってしまっている場合、
そもそもそのミッションはめちゃくちゃ難しいです。

それを踏まえてどうするか?を考えなければいけません。


自分のコントロールのきく範囲

そしたら、人を動かすことは諦めたほうがいいのか?

うん、諦めても良いかなと思います。正直。

僕の場合は結構諦めています。


だから、
副次的な結果として人が動いてくれればラッキーぐらいに捉えています。


自分の仕事のゴールは人が動くことであるとは、
「あえて」設定しない。

自分仕事のゴールは「自分のコントロールできる範囲」に設定することが大事です。

言い換えると、
自分が頑張れば変えられることを仕事のゴールに設定するほうが、
ストレスも少なく達成も容易です。


自分のできる範囲を超えたゴール設定は、自分が頑張ったとしても外的要因や他人の気分などで達成できるかどうかが変わります。

そんな不安定なゴールに向かってなんて頑張れませんし、
そんなん辞めたほうがいいです。


できる範囲でやってくしかない

例えば、組織の生産性を上げたい。
みたいなのがミッションになっていたとします。

でも、これって他人が生産的に動いてくれないと達成できないものです。
いくら自分が頑張っても他人が動かなければどうしようもない。

だから、こういうのをそのまま自分のミッションに置くのはだめよ!


こういう場合は、もっと分解する。
自分のコントロールできる範囲まで分解する。


例えば、
生産性を上げるためのボトルネックになってるものを見つける。
それが人力の作業っぽいな、となればそこを自動化すればよさそうと当たりをつける。

で、
その自動化ツールを作ることをゴールに設定する。
一応、作って終わりだと文句言われるので浸透施策の実行までやる。

ってな感じにすれば、
自分のコントロールできる範囲までブレイクダウンできます。
こうすれば、自分のゴールは作業の自動化なので、それは自分の頑張りでどうにかなります。

これなら、達成未達成は自分の責任範囲のなかに収まってるから、
やってやろうって気になるし、ストレスも限定されます。
少なくとも、他人が動いてくれないから・・・みたいなストレスはなくなるはずです。


他人は自分ではない

どうしても他人を動かしたい、自分のように動いてくれたらもっといいのに、
みたいに他人を「自分化」したがる気持ちもわかります。


でも、
他人は他人。

自分と同じように動くことはありません。絶対。

動いてくれたとしても、それは本人が自発的に動く以外にはありえません。

こちらがコントロールして動かすのは、無理です。ロボットじゃないんだから。



だから、自分の仕事の範囲は自分がコントロールできる範囲に収めること。
それが、達成確率も上がるしストレスも少ない。

そして、
その「コントロール可能な仕事」にブレイクダウンしていくときに、
それらの仕事を達成すれば、結果として人が動くように仕事を作っていく。


人を動かすことに躍起になると、ストレスに塗れるだけ。
人が動いたらラッキーくらいに思っておくほうが良い。


人は自分の意志でしか動かない

というように、他人を外的な力で動かすにはとても大変な力がいります。

自分を省みるとわかると思いますが、
人は変化を好みません。

コンサルタントや上司は変化を求めますが、
そもそも変化なんてたいして人は望んでません。

結局いま生きてられるなら、それを維持していくほうが生存確率が高いからです。
何かしら変化があれば、その生存確率も変化するから変化したくない。


そういう頑固な生き物のようです。人は。


そんな人を動かすのは、その人自身の意思です。


だから、
餌で釣ったり、恐怖を与えたところでびくともしないです。


人を動かすには、「動きたくさせる」しかありません。
内発的動機づけとも言います。


本人が「変化したい」と思う以外に、変化への道はありません。

だから、
変化したいと思ってもらうためにはどうするか?を考え、
それに必要な施策をやってみる。
あとは、それで人が動けばラッキーくらいに思って待つ。



人は圧力がかかると動きません。
動かない人を動かそうとするとき、圧力をかける人がいますが、これは逆効果。

人を動かすには、その人を大切に扱うこと。
その人に重要感を伝えてあげること。
その人に感謝して、あなたの存在は重要だと伝えて、動いてほしいとそれとなく伝える。

絶対に「期日までにこれをやれ。じゃないと評価下げる」みたいにしてはいけません。
逆効果ですから。


最後は自分が大事

他人を動かすのは難しい。

それをゴールにしてしまうと、自分を苦しめます。


しょせん仕事です。
仕事ってそんなに大事じゃないですよ。
ただの人生のいち部分でしかありません。


人生はほかにもやることたくさんあります。


だから、自分を苦しめすぎてはいけませんね。

最後は他人よりも自分が大事。
自分の人生なんだから。


他人が動かない事によるストレスは、非常に大きい。
だからこそ、他人はコントロールできないことを大前提にして、
自分がコントロール可能な範囲で仕事をする。
人が動いたらラッキーと思う。

人は自分の意志でしか動かないと知り、
自ら動きたくなるように動機づけをするに留める。

動かなかったら諦める。
他人は他人。
自分は自分。


最後に大事なのは、絶対に自分。

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